からだの悩みや痛みの相談サイト

先週の訪問者:2392人 累計の訪問者:274339人

カテゴリ

過去アーカイブ

腰痛の原因に適した腰痛改善方法について まず痛みの原因を知ることが大切

腰痛の原因と改善方法

 

腰が痛いと感じた時にどういった改善方法を想像するでしょうか。

 

ストレッチや筋トレ、整骨院での治療、鍼灸院での治療、マッサージ院・整体院でマッサージ治療を想像する人。

 

その他にも、病院での電気治療や投薬、手術を受ける等、痛みの緩和の方法は様々です。

 

今回は、それぞれの腰痛の原因に適した改善方法についてご紹介します。

 

 

 

腰痛を改善するには、まず痛みの原因を知ることが大切

 

特異性腰痛

 

腰痛には、原因がはっきりとしている「特異性腰痛」と原因がはっきりと解らない「非特異性腰痛」があります。

 

特異性腰痛は、筋肉が原因による腰痛や、骨や関節が原因による腰痛、椎間板と呼ばれるクッションが原因による腰痛などがあり、

 

非特異性腰痛には、ストレス性腰痛等、精神的な疾患やストレスによる睡眠障害、頭痛、動悸など、直接腰の機能が原因でないものが含まれます。

 

これらの腰痛は、原因さえ分かれば適切に対処していくことが可能ですが、原因が不明確だと、腰痛の治療方法も曖昧となり、「治療をしても効果がない」、「痛みが悪化」してしまうこともあります。

 

まずは、整形外科等を受診し、医師による診察とレントゲンやMRIといった画像所見を元に、腰痛の原因を追求していくことが大切です。

 

腰痛の原因が、骨や関節、椎間板等が原因でない、他の病気から発生している痛みでないと判明することで、

 

自身での改善方法では

・ストレッチや筋肉トレーニング

 

東洋医学では

・鍼灸治療での鍼灸治療

・整骨院での治療

・マッサージ院でのマッサージ治療

・漢方薬による治療

 

西洋医学では

・薬による痛みのコントロールや電気治療

・理学療法士によるリハビリ治療

 

等、痛みを改善する様々な方法が見えてきます。

 

 

次にストレッチが効果的な腰痛についてご紹介します。

※ストレッチを行うことで、腰痛が悪化するケースもあるので注意が必要です。

 

 

 

ストレッチが効果的な腰痛について

 

 腰痛とストレッチ

 

腰痛の時にストレッチが効果的な場合と逆に悪化させる場合があります。

 

 

ストレッチが効果的である場合

 

腰痛の原因が腰の筋肉による痛みである場合、ストレッチは効果的である場合が多いです。

 

腰の関節による腰痛であっても、腰周辺の筋肉が硬いことによって、関節に負担がかかっている場合は、ストレッチが腰痛改善に適している場合があります。

 

ストレッチを行う箇所としては、腰周辺だけではなく、太ももの裏側にあるハムストリングスを伸ばすことで、腰に対する負担を軽減することが可能です。

 

ストレッチを行う際は、少し筋肉が伸ばされて痛みを感じる程度のところで、20秒程度保持すると効果的です。

 

※反動をつけて無理に関節を動かしたり、筋肉を引き伸ばすことによって、腰痛が悪化することもあるので注意が必要です。

 

関連記事

 

関連記事

 

 

次にストレッチが適していない腰痛についてご紹介します。

 

 

ストレッチが効果的でない場合

 

腰の骨である腰椎が骨折している場合や、重度な変形がある場合は、ストレッチで関節を大きく動かすことで腰痛が悪化することがあります。

 

また、ぎっくり腰のような急に起こった腰痛に関しても、ストレッチを行うことで悪化してしまいます。

ぎっくり腰の場合は特に、、炎症が起きている2週間程度の期間は、絶対安静にすることが望まく、炎症反応を押さえることが最優先となります。

 

安静期間後には、腰の状態に合わせて、適度な運動をすることで、より早く腰痛を改善することが期待できます。

 

 

次に運動の方法についてご紹介します。

 

 

 

安静後の運動方法について

 

腰痛とウォーキング

 

ぎっくり腰のように、腰に炎症が起きて痛みが出ているような、急な腰の痛みに関しては、安静にする時間が必要ですが、腰痛の状態に合わせて運動することで、早く痛みが改善することもあります。

 

歩行は全身運動であり、腰部を小さな可動範囲で動かすこともできるので、腰痛の改善に適しています。

10日目前後からは、腰の状態にあわせて、15分程度の歩行から開始するといいでしょう。

 

歩行でも腰の筋肉や関節を使いますので、腰痛や鈍痛などの症状が出現することがあります。

痛みを感じたら無理をせず、腰痛の程度に合わせて休みながら行っていくことが大切です。

 

3週間目には、殆どの疾患で炎症期間は脱していると思いますので、仕事上の必要な動作やジョギングなど、運動の負荷量を増やしていきましょう。

 

安静にしていたことで、全身の筋力が低下している可能性があります。

少しずつ様子を見ながら、全身を整えていくイメージを持って、運動量を増加していくことが大切です。

 

少しでも腰に違和感がある、痛みが強くなったと感じたら、運動は取りやめ、専門家に相談するようにしましょう。

 

 

次に東洋医学での腰痛治療についてご紹介します。

東洋医学は、症状のある部分だけでなく、体全体のバランスを整えることで不調を治そういう考え方をしています。

今出ている症状を一時的に治すのではなく、原因を根本的に治していく治療法で、予防医学の側面もあります。

 

 

 

東洋医学での腰痛治療について

 

 

鍼灸治療は、身体のいたるところにある「経穴(ツボにあたるところ)」や特定の筋肉・関節などに対し治療を施し、症状の改善が期待できる治療法です。

 

予防医学の一つとしても知られ、その人自身が持っている自然治癒力を高める手助けをします。

 

腰痛の場合は、非常に細い鍼を経穴(ツボにあたるところ)に打ち、腰の筋肉の緊張を和らげ痛みを緩和させるとともに、自律神経のバランス、内臓の働きを整え、人が本来持つ自然治癒能力を高めるアプローチをします。

 

関連記事

 

マッサージ治療では、擦る、揉む、圧迫などの刺激を加えることで、「血行やリンパの流れを良くする」「筋肉の弾力性や柔軟性を高める」「神経の興奮を抑制する」「関節の可動域を広める」等の効果により、腰の「こり」や「はり」を取り除き 腰痛改善します。

 

関連記事

 

また漢方薬では、老化や姿勢からくる筋肉の衰え、血行不良、冷えから起こる慢性的な腰痛に効果が期待できます。

 

関連記事

 

 

最後に、手術が必要な場合について簡単にご紹介します。

 

 

 

腰痛の手術が必要な場合について

 

腰の手術が必要な病名として、腰椎すべり症や腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などがあります。

 

手術が必要な場合は、日常生活に影響が出ている場合や、手術によってかなりの改善が期待できる場合に限られます。

 

腰痛があるから手術しなくてはならないと不安に感じるよりも、専門家と治療の選択肢を模索し、症状の改善に務めることが大切です。

 

腰の手術としては、椎間板を切除する手術や、腰の神経の通り道である脊柱管を拡げる手術、腰の関節を固定する手術など様々な方法があります。

 

腰の病気によって手術の内容も様々です。

手術は一つの選択肢として、専門家と相談しながら進めていくことが重要です。

 

また医師により治療の選択肢が異なる場合があります。

ご自身で納得できるまで複数の医師に相談することも一つの方法です。

 

 

 

まとめ

 

今回は腰痛の原因と適した改善方法について説明しました。

腰の痛みが長く続くときや、痺れ症状が強い場合は、自己判断は禁物です。

必ず専門家に相談しながら経過を見ていくようにしましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

カート