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東洋医学から学ぶ過食の症状を和らげる簡単薬膳レシピ
東洋医学からみた過食の原因と薬膳レシピについて
ストレスでついつい食べ過ぎてしまう。好きなものばかり食べてしまう。
過食は誰でも経験があるのではないでしょうか。
過食になる原因はさまざまで、原因によって対応が変わってきます。
・ストレスで過食になっている場合は肝臓が不調である証拠。
・消化吸収が弱く過食になっている場合は、脾臓や胃腸の負担が考えられます。
東洋医学では、「食で起こった体や心のトラブルは食で治す」です。
食べてしまって後悔…となる前に、薬膳でできるケアをお伝えします。
ついついやめられない、過食をうまくコントロールするために、食生活に薬膳を取り入れてみましょう。
過食の症状を和らげる薬膳レシピ
過食の症状を和らげる薬膳食材
肝臓の働きを助ける食材は、酸味のある酢の物、梅干し、レモン、いちご、ざくろ、トマト、セロリ、せりなど。春に旬を迎える野菜が多いですね。
脾臓の働きを良くするものは、肉類、お米、卵、山芋、里芋、かぼちゃ、とうもろこし、えび、たけのこ、キャベツ、えんどう豆など、炭水化物とタンパク質を兼ね備えた食材が多くあります。
薬膳レシピ「キャベツと豚肉のレモンがけ」
過食を抑える肝臓と脾臓を両方にアプローチします。
準備するもの(2人前)
・豚肉 100g
・キャベツ 葉6〜8枚程
・ブロッコリー 1/3株
・ニンジン 1/3本
・レモン汁 適量
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1/2
・酒 小さじ1
薬膳の作り方
1)キャベツの葉を広げて、豚肉をのせて巻いていく。ニンジンは薄切りにする
2)丸めたキャベツ、ニンジンを100mlのお湯が沸騰した鍋に入れて、蓋をして15分ほど蒸していく
3)ブロッコリーを入れて、蓋をしてさらに5分ほど蒸していく
4)具材に火が通ったら、鍋から出して合わせ調味料(しょうゆ・みりん・酒)をかける。
5)最後にレモン汁をふりかけて完成
ポイント
キャベツが固くて丸まらない時は、一度ゆでると柔らかくなります。春キャベツなら葉が柔らかいので、巻きやすいですよ。
今回はロールキャベツのアレンジバージョンで、蒸してさっぱりとさせました。レモンの酸味と食材が良く合います。レモンは絞ってもいいし、市販のレモン汁でも十分対応できます。
肝臓食材としてレモン、脾臓食材として豚肉、キャベツ、ニンジンを使いました。
まとめ
一度食べたら止められない過食は、ストレスも原因のひとつ。少し心を落ち着かせてから食べると、予防できるかもしれません。それでも難しい場合は、酸味のあるものや、お肉や芋類を食べて、薬膳の力を取り入れてみてください。
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