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東洋医学から学ぶ 顔のむくみに改善に効果的な簡単薬膳レシピ
朝起きて顔がむくんでいる、なんだか顔がスッキリしない。
そんなときは東洋医学では体に水分が溜まっているとされています。
薬膳の力で、体のむくみを取り除いてあげましょう。
顔のむくみの原因について
顔だけでなく、身体のむくみは東洋医学では脾臓と腎臓に負担がかかっているといわれています。特に脾臓は消化吸収の役割があり、それらがむくみとなって症状が現れます。脾臓が弱まると、消化不良により余分な成分が身体から排出しにくい状態になっています。また腎機能も低下すると尿量が減り、体内の水分量はそのまま体重の増減につながります。
顔のむくみを改善する簡単薬膳レシピ
顔のむくみを改善する食材
顔のむくみに効果的な食材は、東洋医学では脾臓と腎臓に良い食材になります。
脾臓は動物の内蔵や卵、大豆、トマト、ニンジン、ゴボウ、大根、里芋、山芋、かぼちゃ、えんどう豆、キャベツ、お米などがあります。芋類や豆類が多く、炭水化物やタンパク質を含む食材が多いです。
腎臓は、昆布、アサリ、シジミ、ヒジキなど塩分を含む海藻類が適しています。
どちらも顔のむくみには効果的ですが、今回は主に脾臓ケアを中心とした薬膳をご紹介します。
顔のむくみ改善、薬膳レシピ「かぼちゃとヒジキの簡単サラダ」
準備するもの(2人前)
かぼちゃ 1/8ケ
レンコン 1個(5cm位)
大根葉 適量
ヒジキ(乾燥) 3g
アーモンド 適量
(A)オリーブオイル 大さじ1
(A)粒マスタード 大さじ1
(A)胡椒 少々
薬膳の作り方
1)ヒジキは水で戻します。
2)カボチャとレンコンは5mm程の厚みに、大根葉は3cm程に切ります。
3)お湯を沸かし、カボチャを1分ほど茹でます。
4)塩を加え、レンコン・ヒジキ・大根葉も加えて1分ほど茹でます。レンコンが半透明になることが目安です。
5)茹であがったらザルにあげます。
6)ボールに移し、A)のオリーブオイル・塩コショウで味を調え、半分に切ったアーモンドを加えて盛り付けます。
料理のポイント
加熱に時間のかかるものから時間差で茹でます。
アーモンドは食感を残すため最後に加えます。
かぼちゃとヒジキの組み合わせで、むくみを改善しましょう。
まとめ
顔のむくみはフェイスマッサージでも改善できますが、体の水分コントロールも欠かせません。胃腸の調子が悪いと感じたら、むくみが出る一歩手前です。薬膳で体調を整えていきましょう。