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東洋医学で花粉症対策 新型コロナと花粉症の違いとは・・・

花粉症と新型コロナ

 

今年も花粉シーズンがやってきました。

くしゃみ・鼻水・鼻づまり…そんな鼻炎の症状でお困りではありませんか?

たかが鼻炎、されど鼻炎。

ちょっとした症状でも不快感があり、ひどいときには生活に支障を来たすこともあります。

 

特に心配なのが、2021年春の花粉飛散数は、おおむね平年より少ないものの、一部の地域を除いて2020年より多くなる見通しで、3倍以上になる地域もあると予測されているため、万全の対策が必要なことと、新型コロナウイルス感染症が流行していることにあります。

新型コロナウイルスと花粉症は、倦怠感やくしゃみ、鼻づまりなど似た症状もあり、判別がつきにく点にあります。

 

色々と対策をしているが、なかなか治らず毎年悩んでいる…という方も多いのでは?

今年こそは、花粉症・鼻炎の悩みを改善して、スッキリ快適な生活を手に入れましょう。

 

 

 

花粉症は国民病?

 

花粉症対策

 

春の花粉症で代表的なスギ・ヒノキなどの花粉を始め、中国大陸からやって来る黄砂やPM2.5、さらには家に潜むダニやホコリなどのハウスダスト、猫などのペットの毛など、鼻炎をひき起こす原因となるアレルゲンは悲しいかな日常のあらゆる所に潜んでいます。

そのため、鼻炎に悩む人口も確実に増加しています。

 

環境省によるデータでは5人に2人が鼻アレルギー有病者であり、3~4人に1人はアレルギー性鼻炎に悩まされているという結果も出ています。

 

いかに花粉症でお悩みの方が多いのかがわかります。

まさに国民病と言っても過言ではありません。

 

最近ではスギ以外の花粉症でお悩みの方も増えてきています。

春のスギ花粉は勿論のこと、3月~5月のヒノキ、4月~10月のイネ科、さらに8月~10月にかけてのブタクサやヨモギなど、1年に何度もピークがあり、常に何かしらの花粉が飛散していることがわかります。

 

そのため一年を通して花粉症でお悩みの方も多く、花粉症が慢性化し「慢性鼻炎」、さらには「副鼻腔炎」「蓄膿症」などの重症ケースに進行することも少なくありません。

 

鼻炎の攻略で重要なのは「予防」・「症状改善」・「カラダの強化」!

一般的に鼻炎の攻略で重要なのは、症状を未然に防ぐ「予防」、出ている症状に対処する「症状の改善」、そして症状が出ないカラダを作る「カラダの強化」です。

 

この3方向からしっかり攻略し、今年の症状を出さないだけでなく、将来に渡り鼻炎に悩まされないためにも強いカラダを作ることが鍵となります。

 

スギ花粉など強烈で辛い症状を引き起こすシーズンものの花粉症は飛散前の症状が出る前から対策を講じることがとても重要です。

 

今回は、花粉症の症状や効果的な漢方薬とツボについてご紹介します。

 

 

 

花粉症と新型コロナウイルスの発症について

 

花粉症と新型コロナの違い

 

花粉症は、花粉やハウスダスト、ダニなどをアレルゲン(抗原)とするアレルギー反応で、

花粉症などのアレルギーが起こるのは、免疫細胞のTh1リンパ球とTh2リンパ球両者のバランスが崩れてTh2が増えることにあります。

 

どうしてバランスが崩れるのか、その原因はよく分かっていませんが、ストレスや食生活の乱れなどライフスタイルが影響を及ぼしている可能性は高いと言われています。

 

花粉症の症状

 

花粉症は、くしゃみが発作的かつ連続して起こり、透明でサラッとした鼻水が出ます。

また、モーニングアタックといって特に朝方に鼻の症状が強く出たり、目がかゆく、涙がでること多いのが特徴的です。

 

 

新型コロナウイルスの症状

 

一般的な風邪やインフルエンザの症状と似ていますが、花粉症の症状と異なるのは咳や喉の痛みに加え、頭痛、全身の関節痛や筋肉痛を伴う点です。

特に息切れや味覚障害は新型コロナウイルスの感染を疑う症状です。

 

 

 

 

東洋医学と花粉症治療について

 

漢方と不眠

 

西洋医学の場合、現在、一般的に用いられるのは、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬です。

いずれも肥満細胞から放出されるヒスタミンをブロックする薬です。

この薬はヒスタミンが起こす症状、鼻水、涙目、目のかゆみ、くしゃみなどに対して有効です。

 

鼻づまりに関しては、今のところ副作用なく強力にロイコトリエンをブロックする内服薬はなく、現段階ではTh2を抑えるステロイド薬の服用や、細菌の感染を防いで症状の悪化を防ぐ抗菌薬の長期投与などが試みられています。

 

抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬の問題点は、ご存じのとおり「眠くなりやすい」ということです。

 

漢方治療の場合、症状そのものを抑える治療と、病気になりやすい体質を改善して病気になりにくい体を作る治療に分かれます。

 

これは花粉症の治療に限らず、多くの漢方治療で共通する治療方針です。

花粉症の場合では、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどを治す治療とアレルギー体質を改善する治療となります。

 

 

 

花粉症に効果的な漢方薬

 

 

漢方薬は即効性がないと思われがちですが、間違いです。

すぐに症状がとれるものもたくさんありますので、お近くの漢方薬局にご相談ください。

 

 

辛夷清肺湯(しんい・せいはいとう)

 

匂いが感じにくくなったり、鼻の乾燥感や鼻閉感が強い鼻症状(膿性鼻汁が主体)に効果的です。

 

配合生薬

辛夷(シンイ)枇杷葉(ビワヨウ)升麻(ショウマ)知母(チモ)麦門冬(バクモンドウ)百合(ビャクゴウ)石膏(セッコウ)黄ごん(オウゴン)山梔子(サンシシ)

 

 

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとう・か・せんきゅう・しんい)

 

葛根湯に川芎と辛夷という生薬を加えた処方で、鼻の通りをよくして炎症を鎮めます。

 

配合生薬

葛根(カッコン)麻黄(マオウ)桂皮(ケイヒ)芍薬(シャクヤク)甘草(カンゾウ)大棗(タイソウ)生姜(ショウキョウ)川きゅう(センキュウ)辛夷(シンイ)

 

 

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

 

水のような鼻水や痰、くしゃみ、鼻づまり、咳などの症状があるときに用いられる薬で、かぜやアレルギー性鼻炎などでよく処方されています。

眠気の副作用がなく、花粉症、鼻水、結膜炎の治療にも使われています。

そのほか、鼻炎、気管支炎、気管支ぜんそくなどにも用いられます。

 

配合生薬

麻黄(マオウ)桂皮(ケイヒ)芍薬(シャクヤク)半夏(ハンゲ)五味子(ゴミシ)細辛(サイシン)乾姜(カンキョウ)甘草(カンゾウ)

 

 

麻黄附子細辛湯(まおう・ぶし・さいしんとう)

 

小青竜湯と同じく、水のような鼻水の症状に効果的です。

手足が冷え、頭痛や寒気があり、顔色が悪く、背中全体が寒い、声に力がないといった症状が処方の目安とされています。

鼻水や水っぽい痰をともなうこともありますが、熱感は少なく、熱はあっても微熱程度です。この薬は体を温めて発汗・発散作用をうながし、病気を追い出します。

 

配合生薬

麻黄(マオウ)附子(ブシ)細辛(サイシン)

 

 

 

セルフケアで花粉症を予防

 

目の疲れ鍼灸治療

 

花粉症の症状はお薬で治療する方が多いかと思います。

でも、なんとかしたいつらい症状があるときに、症状を軽減できるケアがあります

 

経絡(けいらく)リンパマッサージとツボでのセルフケアです。

 

経絡とは、東洋医学の考え方で、いわば全身を流れるエネルギーの道のことで、ツボ(経穴:けいけつ)は、経絡上にある反応点です。

経絡リンパマッサージは、経絡とリンパの流れをよくして、身体のバランスを整えていきます。

 

できれば花粉症は、つらい症状が出る前のケアがポイントです。

 

 

 

花粉症に効果的なツボ

 

花粉症とツボ

 

症状がはじまる前に早めのケアや体質改善を行うことが、症状の軽減、花粉症の予防につながります。

 

鼻詰まりと目のかゆみには、印堂(いんどう)

 

場所:眉と眉の中間にあります。

 

押し方:親指の腹でツボをあてゆっくりと押しながら小さな○を描くように20回くらいやってみてください。

 

 

鼻詰まりには、迎香(げいこう)

 

場所:小鼻の横にある、鼻孔のすぐ外側にあります。

 

押し方:中指の腹でツボをあてゆっくりと押しながら小さな○を描くように20回くらいやってみてください。

 

 

花粉症の目のかゆみと涙には、承泣(しょうきゅう)

 

場所:瞳孔の真下にあります。

 

押し方:中指の腹でツボをあてゆっくりと押しながら小さな○を描くように20回くらいやってみてください。

 

 

 

まとめ

 

季節を問わず一年中、飛散している花粉。

花粉アレルギーの人は花粉に対して敏感になっているため、少しの花粉でも鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状がすぐにでてしまいます。

セルフケアや漢方薬で早めの対策を打ち、少しでも症状を軽くしましょう。

 

また花粉症によるアレルギー性鼻炎は、新型コロナウイルス感染症の症状と多くの点で共通しています。

 

花粉症のようであったとしても、新型コロナウイルス感染症の可能性は否定できません。

ご自分の症状や健康状態を観察し、微熱が続くようであれば、医療機関に相談するのがいいでしょう。

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