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東洋医学から学ぶ ホルモンバランスの乱れによる生理不順に効果的な簡単薬膳レシピ
生理の周期が不規則、出血が多い、生理痛がつらい….。
生理にまつわる悩みは、どんな女性にもつきもの。
少しでも軽くできると嬉しいですよね。
今回は生理不順、それに伴う生活困難の助けになる薬膳をご紹介します。
生理不順・生活困難の原因
生理不順はホルモンバランスの乱れによるもの。生理前のイライラ、生理痛、不正出血など、生理に対する負担が大きすぎると、仕事や生活にまで影響しかねません。東洋医学では、婦人科系トラブルは、肝臓に負担がかかっているといわれています。肝臓は下半身の血の流れをコントロールして、子宮へも血を流しています。なので、生理が気になる時は肝臓ケアすることで、子宮への血の巡りを改善していきます。
生理不順に効果的な簡単薬膳レシピ
生理不順に効果的な食材
【生理周期の異常には】
牡蠣、肉類、レバー、納豆、ごまなど「亜鉛」を含む食材を使った食事が効果的。
亜鉛が不足すると貧血症状が出やすく、生理周期のサイクルが乱れる原因となります。
【出血の異常には】
肉、魚介、卵、大豆製品、乳製品などの「タンパク質」、うなぎ、豚肉、レバー、チーズ、枝豆などの「ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB6)」を含む食材を使った食事が効果的。タンパク質は血液を作るためにも欠かせない栄養素で、ビタミンB群とともに摂取することで吸収率が高まります。
生理周期の乱れを改善する「牡蠣ごま豆乳鍋」
準備するもの(2人前)
・かき(加熱用、むき身)…150g
・小松菜…1束
・生しいたけ…4枚
・にんじん…1/3本
・ごぼう…1/2本
・油揚げ…1/2枚
A鶏ひき肉…200g
A長ねぎ(みじん切り)…1/3本
Aしょうが(すりおろす)…1片
A溶きたまご、片栗粉…各大さじ2
A塩、こしょう…各適量
Bごま豆乳鍋つゆ(市販)… 1袋
薬膳の作り方
1)ボウルにAを入れ、粘りが出るまでよく練り混ぜて鳥団子を作る。
2)かきはざるに入れ、薄い塩水(分量外)の中でふり洗いして水気をきる。
3)小松菜はざく切りにし、しいたけは飾り切りにする。にんじんは短冊切りにし、ごぼうは包丁の背で皮をこそげ、ささがきにして水にさらし、水気をきる。油揚げは食べやすく切る。
4)鍋にBを入れて火にかけ、煮立ったら鳥団子をスプーンですくいながら落とし入れ、火が通ったら、2と3の具材を火の通りにくい順に入れ、あくを取り除きながら煮る。
ポイント
かきは、ふっくらと仕上げるため、加熱しすぎないようにしましょう。小松菜は最後に加えてシャキシャキ感を楽しんでください!
まとめ
女性にとって生理の悩みは、いつになってもつらいですよね。体を冷やさない、疲れすぎないなども合わせて、薬膳を活用してみてください。