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東洋医学から学ぶ ストレスを感じたときに是非食して頂きたい簡単薬膳レシピ
ストレスがかかりすぎると心身だけではなく、身体にも影響することがあります。
東洋医学ではストレスも一種の疾患として捉えます。
眠れなかったリ、疲労感が取れなかったり、イライラしたりする状態が長く続いているようなら、病気と健康のはざまの未病の段階かもしれません。
未病の原因のひとつがストレスと言われていますが、仕事や人間関係などは生きていくうえで避けては通れないものです。
ストレスが引き金となる様々な症状を軽減に薬膳を取り入れることで、気分転換やストレスを感じたときに関係する臓器を強くすることができます。
ストレスと上手く付き合う努力をしてみてはいかがですか?
ストレスの改善に効果的な簡単薬膳レシピ
ストレスの改善に効果的な食材
東洋医学で心のストレスは、肝臓に負担がかかるとされています。
肝臓は気や血の巡りを司る役割。そのため心理的に負担がかかると、感情や自律神経まで影響することもあります。特に肝臓は「怒り」の感情に影響をします。適度な怒りは良いですが、無理しすぎると緊張が解けず体が固くなります。ですので、薬膳でストレスを和らげていきましょう。
東洋医学で肝臓に良いとされる食材は、酸味のあるもので、酢物や柑橘類に多く含まれています。他にも緑黄色野菜のトマト、ニラ、小松菜、春菊なども肝臓の負担を軽減しますよ。
薬膳レシピ イライラした時に取り入れたい「春菊鍋」
準備するもの(2人前)
- 春菊…1束
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豚しゃぶしゃぶ肉…200~300g
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豆腐…1丁
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だし昆布…1枚
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ポン酢しょうゆなど好みのたれ…適量
作り方
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豚バラと春菊を3cm幅に切る。
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鍋に水、昆布を入れて火にかける。
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鍋に水と昆布を入れて火にかけ、ふつふつ沸いてきたら豆腐を入れて、弱めの中火にする。
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春菊の茎は豚肉と一緒に鍋に入れて、肉の色が変わったら取り出して食べる。
ポイント
茎の太さによるが、だいたい鍋に入れてから15~20秒が目安。
春菊の茎と豚肉は火通りがほぼ一緒なので、茎4~5本と肉1枚を一緒につまんでしゃぶしゃぶするのがおすすめです。
春菊の栄養はβカロテンやビタミンCな、カルシウムや鉄が豊富に含まれています。春の菊と書きますが、旬は11月〜3月の寒い季節の時。春菊の苦さが苦手な人は葉の切れ込みが浅いものを選ぶと、苦味が少ないと言われています。
まとめ
暮らしていく上で避けて通れないのは、イライラとするストレス。
心の穏やかさを保ちたいのに、どうしても感情が収まらないときは、ストレス発散が大切です。その上でストレスを軽減してくれる食材を使って、平和な気持ちにしていきましょう。