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東洋医学から学ぶ明日の献立 肥満に効果的な「まんぷく」簡単薬膳レシピ
体重や身体のラインが気になる肥満。年齢を重ねると代謝が悪くなり、体重が増えやすくなります。東洋医学から導き出した、肥満になりにくい薬膳をお伝えします。
肥満は万病の元、代謝を上げ肥満を解消しよう
東洋医学では肥満は脾臓や胃腸に負担がかかっている状態です。脾臓の疲れをほっておくと、精神疲労やまた胃腸障害や抜け毛も影響する可能性もあります。
肥満は万病のもとです。
代謝異常を引き起こせば「糖尿病」や「高血圧」等の生活習慣病につながる可能性もあります。
そうなる前に、代謝を上げる食材を取り入れていきましょう。
肥満の解消に効果的な薬膳レシピ
肥満の改善、代謝を上げる食材とは
脾臓にアプローチする食材は甘さのあるもの。
甘さと言ってもスイーツの甘さではなく、お米やもち米、鶏肉、卵、アジ、たい、えび、大豆、かぼちゃ、トマト、ニンジン、牛乳など黄色〜淡い白色のイメージの食材のことをいいます。
良性なタンパク質を含み、身体の消化しやすい食べ物になっています。
肥満といえば、カロリーや食事制限のイメージがありますが、きちんとタンパク質を取らないと脂肪をうまく燃焼してくれません。偏食や不規則な食事を控え、バランスの良い食事をしていきましょう。
ヘルシーでタンパク質がたっぷりの「エビとあさりと大豆のトマトスープ」
準備するもの(2人前)
・エビ 4尾
・あさり 200g
・大豆 70g
・玉ねぎ 1/2
・トマト 1個
・にんじん 1/7本
・固形コンソメ 1個
・ケチャップ 大さじ1
・塩コショウ 適量
・オリーブオイル 適量
・パセリ 適量
薬膳の作り方
1)鍋に水を入れて火にかけ、沸騰後、アサリを入れて蓋をし、殻が開くまで茹でる
※アサリの身を取り出し、殻は捨て、茹で汁はとっておく
2)トマトはざく切り、にんじんと玉ねぎは1cm角切りにする。エビは殻と背わたを取り、大豆は水洗いする。
3)オリーブオイルをひいて火をつけ、あさりとエビと玉ねぎ入れて油になじませる。他の食材と水200ml、調味料を加え、中火で沸騰させる
4)材料に火が通ってきたら弱火にし、塩コショウで味を整え、最後にパセリをふりかけて完成
ポイント
あさりとエビと玉ねぎを先に火を通すこと。そうすることで、煮込み時間が短縮できます。大豆は水煮大豆を使うと、煮込み時間も少なくなります。
まとめ
肥満が気になると、まず手をつけたくなるのが食事療法。食事を減らすだけでなく、必要な栄養を補うことも大切です。加えて運動習慣を使えると効果的。代謝をあげて、太りにくい体づくりを目指しましょう。