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首のコリ・肩コリに効果的なツボ5選 首や肩のコリには鍼灸治療が効果的
首や肩のコリの原因は様々ですが、スポーツによる筋肉疲労、交通事故の影響、姿勢の悪さ、眼精疲労などが主な原因です。
それに加えて近年増えているのが、ストレスによる血流低下や冷房などによる冷え、噛み癖等の生活習慣です。
ストレスが蓄積すると、自律神経が乱れます。
自律神経には、活動的なときに優位になる交感神経と、安静時に優位になる副交感神経があり、ストレスを感じたときは交感神経が優位になります。
その結果、血管が収縮し、血行が悪化するのです。不眠になることが多く、筋肉疲労が肩こりを招いてしまいます。
また、冷房等で体が冷えると血流が悪くなり、コリが生じます。
その他では、片側だけでかむ癖や、頬杖をつく癖、脚を組む癖、バッグを持つ癖等が習慣化し、体の片方に負担がかかり、体のバランスが乱れ、首や肩のコリが起こってしまいます。
コリ以外でも、肩や首の痛みが起こる場合があります。
肩関節に障害がある場合、肩関節周辺の筋肉や靭帯、神経に障害がある場合、頸椎に障害がある場合にも、首から背中にかけてコリによく似た痛みが起こる場合があります。
まずコリや痛みの原因を見極めることが大切です。
肩関節の障害
運動などで肩を使いすぎたり、外傷などで炎症をおこしたり、脱臼した場合などが原因で痛みが起こります。
肩関節周辺の障害
骨や骨と筋肉を結ぶ組織に炎症が起き、痛みがおこります。
多くは加齢によるもので、肩関節周囲炎(五十肩)がこの原因にあたります。
神経の障害
神経の圧迫によって痛みやしびれなどの症状が起きることがあります。
椎間板ヘルニアや頚椎症が代表的な病気です。
コリ以外の原因で痛みが起こっている場合、無理に自己ケアを行うと、痛みを悪化させてしまうこともあります。
自己ケアしても痛みが改善しない場合は、お近くの鍼灸院や整骨院、整形外科に相談することをお勧めします。
鍼灸治療について
前述の通り、首や肩の主な原因は、血流の低下による疲労物質の蓄積です。
鍼灸治療は、血流を促進することで、コリの原因である疲労物質を排出する効果があります。
鍼灸治療方法とは
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痛みをほとんど感じることのない、髪の毛程度の細さの鍼
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体の中に鍼は刺し入れず、皮膚表面から摩擦や押圧などして、体の調子を整える鍉鍼(ていしん)
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体に温熱刺激を与える灸
で身体の特定の経穴(ツボ)に刺激し治療します。
他の治療方法と異なる点は、コリの原因箇所にピンポイントで刺激を与えることができる点です。
その為、即効性が期待でき、また効果が持続する点にあります。
ですが、鍼灸治療は「体に鍼を刺す=痛みがある」というイメージを持っている人が多いと思います。
現在の鍼灸治療には、刺さない鍼「鍉鍼(ていしん)」やお灸で治療する方法もあります。
ひどいコリで悩む前に、鍼灸治療で身体を整えませんか?
次に、首のコリ・肩コリに効果的なツボ5選をご紹介します。
鍼灸院に行く時間がない等、今すぐにでもケアしたい方は、是非お試しください。
首のコリ・肩コリに効果的なツボ5選
首こりや肩こりは、その都度適切なケアを怠ると、慢性化して深部の筋肉までカチカチになってしまいます。
自分でもケアできるツボを覚えて、首コリや肩コリのケアをしましょう。
肩の前側のコリに効果的なツボ
肩の前側のコリは、文字を書く、パソコンの操作、重い物を持つなどの動作で起こりやすいコリです。
効果的なツボ 欠盆(けつぼん)
ツボの位置
欠盆は、乳頭から真っすぐ上がってぶつかる鎖骨の上端から、指1本分、体の中心側に進んだところにあります。
ツボの押し方
押しやすい指の指先を当て、痛みを感じる手前の強さで、3秒押して離す刺激を、3分間繰り返します。
肩の上のコリに効果的なツボ
肩の上のコリは、やせている人や若い女性、読書や、長時間のパソコン操作などで起こりやすいコリです。
同時に目の疲れに悩まされている人も少なくありません。
効果的なツボ 肩井(けんせい)
ツボの位置
肩井(けんせい)は、首の根元と肩の外側との、ちょうど中間にあります。
ツボの押し方
人差し指、中指、薬指をそろえて当て、気持ちよく感じる強さで5秒押してゆっくり離す刺激を、3~5分間繰り返します。
肩の後ろのコリに効果的なツボ
肩の後ろのコリは、コリが慢性化した場合に起こりやすいコリです。
慢性化してしまうと、首すじにかけてコリが集中するようになります。
効果的なツボ 肩中兪(けんちゅうゆ)
ツボの位置
頭を前に倒したときに首の後ろに出ている骨(第7頸椎)の少し下で、体の中心から指3本外側に進んだところにあります。
ツボの押し方
中指の先を当てて、気持ちよく感じる強さで5秒押してゆっくり離す刺激を3~5分間繰り返します。左右をいっしょに刺激すると、もみ返しの予防になります。
頭痛をともなう肩コリに効果的なツボ
頭痛をともなう肩コリは、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉のコリが慢性化している状態です。
効果のあるツボ 手三里(てさんり)、消濼(しょうれき)
手三里(てさんり)
ツボの位置
ヒジを曲げた時にできるシワに人さし指をおき、指幅3本、くすり指があたっているところが手三里です。
ツボの押し方
少し肘をまげ、反対側の親指で3~5秒かけてゆっくり押します。
ツボを押しながら、グーパーと手を開いたり閉じたりすればより効果的です。
消濼(しょうれき)
ツボの位置
二の腕のほぼ中央で、だいたい腕をまっすぐに下ろした時に、乳首の高さに位置する部分にあります。
ツボの押し方
反対側の親指で3~5秒かけて、気持ちいいと思える程度までゆっくりと押していきましょう。
まとめ
今回は、首や肩のコリについてご紹介しました。
日頃からこまめに体を動かし、コリを起こさない体を作ることが何より大切ですが、コリが起こった場合、適切なケアを怠ると、頭痛や吐き気、集中力がなくなるなどの症状があらわれ、日常生活も満足におくれないようになる人もいます。
そうなる前に、自身でも行えるツボの刺激や鍼灸院でコリを改善してください。