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アーユルヴェーダから学ぶ、ストレス原因と対処方法

心のストレス

 

 期待通りにことが進まない、人間関係の疲れ、過度の緊張感や天候などの環境変化など、生活する上でストレスを感じることが多々あります。ストレスに無縁の人はいないでしょう。ストレスが続くと、うつ病などの精神疾患や、身体の不調を引き起こしてしまいます。ストレスが良い方向に進むと、程よい緊張感として自己を奮い立たせてくれ前へ進む原動力となりますが、悪い方向に進むと気持ちが不安定になりマイナス思考となってしまいます。

アーユルヴェーダは、人間がより自然のままの姿に近い状態で、心も身体もストレスなく健やかに幸せに生きていくために、病気になってから、医療によって対処的に治療をするのではなく、生活習慣や、精神面、人間関係などの現在の自分の全てを見つめ直して、ストレスなどの病気の原因となるものを根本的に取り除くという考えの下に成り立っています。そのため、日常的なものとして日々の生活の中にアーユルヴェーダを取り入れることを薦めています。今回はストレスを抱えた時にできる、アーユルヴェーダの工夫をお伝えします。

 

 

アーユルヴェーダから学ぶストレスの原因と症状

 

ストレスの原因

 

アーユルヴェーダは、ストレスは3つのサブドーシャに関係していると考えています。脳や知覚を司るプラーナ・ヴァータ、認知、記憶、回顧に関係している中枢神経系を司るタルパカ・カパ、感情を司るサーダカ・ピッタです。

 

 

プラーナ・ヴァータの乱れの原因と症状

 

五感の能力、意識、思考力、感情のコントロール、呼吸や嚥下(食物を飲み下す)の働きを司っています。

痩せ型で乾燥肌気味、物事をテキパキとこなすタイプの人に多く見られ、プラーナ・ヴァータが乱れると、不安、心配、杞憂(考えすぎ)、不眠症、神経障害、しゃっくり、喘息などの呼吸器の病気、緊張性頭痛などの症状が現れ、心配や不安を感じて自分を責める傾向にあります。

 

 

タルパカ・カパの乱れの原因と症状

 

鼻・口・目を潤ませておく、骨髄液を維持し中枢神経系をサポート、安定性をもたらす等の働きを司っています。

おっとりした性格で、大柄な体型の人に多く見られ、タルパカ・カパが乱れると、鼻づまり、花粉症、鼻かぜに伴う頭痛、臭覚障害、感覚鈍化などの症状が現れ、ストレスに対して衝突と避けて、引きこもる傾向にあります。

 

 

サーダカ・ピッタの乱れの原因と症状

 

心臓の機能の調整、心理的な満足感、記憶力、知性、自尊心、恋愛感情等の働きを司っています。

筋肉質で情熱的な人に多く見られ、サーダカ・ピッタが乱れると、自信の低下、心臓疾患、記憶喪失、情緒不安定、優柔不断、人生に不満を抱き向き合えない等の症状が現れ、イライラし批判的で、論争的に他人を責める傾向が出やすくなります。

 

それぞれの体質(サブドーシャ別)によって、対処方法が変わってきます。次にそれぞれのサブドーシャにあった対処方法をご紹介します。

 

 

アーユルヴェーダから学ぶストレス対処方法

 

ストレス改善

 

ストレスの原因、体質(サブドーシャ)はどのタイプにあてはまりましたか? 2つのタイプが混合している場合もありますので、その場合は両方の対処方法を取り入れていきましょう。

 

プラーナ・ヴァータの乱れに効果的な対処方法

 

オススメの食事方法

 

気分にも食欲にもムラがあるからこそ、規則正しい食事を心がけることが大切です。

また、冷たいものは最小限にし、温かいものを食べるようにしましょう。

 

・1日3回の規則的な食事

・消化しやすい食べ物

・温かい食事、加熱した食事

・良質な油やバター、ギーで調理したもの

・水分を多くとる

・スパイスを使った料理、根菜類、スープなど

・甘・酸・塩を意識して摂る

 

 

オススメの睡眠時間と方法

 

だいたい8時間前後が好ましいとされています。

日中に気力・体力を自分が思っている以上に消耗してしまう傾向があるため、しっかりとした睡眠が必要です。

また足を冷やさないこと、なるべく掛け布団をかけて寝るなど「重みを感じて寝る」ことが良いとされています。夏の暑い時期は冷房や扇風機をかけていても必ず掛け布団をかけましょう。また、シャワーでなく湯船に浸かり、身体を温める習慣が大切です。

 

 

オススメの運動

 

軽い運動をできれば毎日続けることがオススメです。

ヴァータタイプの人は普段活動的で気力・体力を多く消耗しています。そのため、激しい運動をすると逆に活性酸素が増加し、疲労してしまいます。

ウォーキングやヨガ等の、ゆっくりとした心拍数が上がらない運動がオススメです。また運動中に頭の中を整理する時間にもなり、肉体的、精神的からもオススメです。

 

 

タルパカ・カパの乱れに効果的な対処方法

 

オススメの食事方法

 

少量ずつを決まった時間に食べるのが好ましく、野菜と豆を中心なメニューが好ましいです。しっかりちゃんと食べたいので、ながら食べより 一人でゆっくりと食事を楽しみましょう。

 

・温かい食事

・作りたての料理

・調理された豆類(豆腐は湯どうふ)

・野菜中心

・油は最小限

・定期的な食事

・食事を楽しめる時間と場所

 

 

オススメの睡眠時間と方法

 

睡眠時間をなるべく決め、6時間であっても8時間であっても長く寝過ぎないことを決めることが大切です。カパの人は寝ようと思うといくらでも寝てしまいます。

怠惰になりやすいため、自分で早めの時間に予定を入れるなど睡眠時間をコントロールすることが大切です。そして、睡眠欲を満たされていないといけないタイプでもあるので、短時間睡眠や仕事や遊びすぎの寝不足には注意しましょう。

 

 

オススメの運動

 

バランスを保つため激しい運動を必要とします。週に4〜5日の運動をする習慣があると好ましいです。運動をしていると心が晴れやかになり、運動不足で心が沈みやすいのも特徴です。パーソナルトレーニング、筋トレなども取り入れたエクササイズをすることがオススメです。

 

 

サーダカ・ピッタの乱れに効果的な対処方法

 

オススメの食事方法

 

ご飯を食べないとイライラしてしまいます。

また熱を溜め込みやすい性質のため、体を冷ます食品を摂ることを心がけましょう。

消化力が高く、その力は正午がピークになるためランチはしっかり摂ることが大事です。

 

・規則的な食事(特にランチを抜かない)

・静かな環境で落ち着いて食事をする

・冷やす食品(きゅうり、セロリ、レタスなど)

・乳製品

・穀物(ドライ)

・豆類(大豆除く)

・白身の肉・魚

・甘・苦・渋を意識する

 

 

オススメの睡眠時間と方法

 

睡眠は 7時間前後 が好ましいです。

日中、集中して脳も体もしっかり使うので、すぐに眠りにつけます。

しかし、自律神経優位型になりやすく、考えごとや悩みごとがあると寝れなくなる傾向にあります。暑さが苦手なので寝るときの環境を整える工夫も大切です。

また、目を酷使する傾向にもあり、夜の読書、ネットサーフィンなどは寝る2時間前から控えるようにしましょう。

 

 

オススメの運動

 

なんでも競争心を掻き立て、熱中してしまいがちなピッタ体質は “適度な運動” を心がける必要があります。週に3〜5回のルーチンでできる運動が好ましいです。

オススメの運動は水泳やサイクリングです。水泳は適度に体を冷やし、泳いでいる間は短期熱中できます。またサイクリングも30分〜1時間と決めて行うのがよいでしょう。

体が熱されたときはすぐに冷ます必要があるため、夏の屋外スポーツは注意が必要です。

 

 

まとめ

 

アーユルヴェーダは3つのエネルギーのバランスを整えることを目的としています。自身のタイプを見つけて、普段から体質にあった生活習慣を取り入れてみてくださいね。

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