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生理痛を和らげる方法 ツボを刺激し、痛みを緩和しよう!

生理痛を和らげる方法

ツボを刺激し、痛みを緩和しよう!

 

生理痛(月経痛)は、ほとんどの女性が経験していると思いますが、痛みには個人差があって、全く痛みのない人から寝込むほどの人まで様々です。

東洋医学的にみると、生理痛は血のめぐりの悪さが原因と考えられます。

血のめぐりをよくする鍼灸治療や、身近な薬効のある食材を使った薬膳などで体質の改善に取り組みましょう。

 

 

あなたはどの時期に生理痛がありますか?

生理痛には生理の2~3日前から痛むタイプ、前日から生理の始めに痛むタイプ、生理の終わりごろに痛むタイプがあります。

まずは、自分に起こる生理痛がどの時期に起こるのかをチェックしてみましょう。

 

・生理の前から生理の始めに痛むタイプの人

生理周期の中でも生理の前から生理の始めにかけては、最も心身が不安定になりやすい時期と言えます。

ストレスに弱い人は、ささいなことにイライラしたり不安になったりしてしまいます。

生理の前には痛みが強いものの、始まってしまうと治まることが多い傾向にあります。

このタイプの人は、生理の1週間前からツボ刺激や食事療法をおこなうようにしましょう。

内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」は、ストレスをともなう生理痛に効果があります。

この三陰交を生理の1週間前から朝晩押すと痛みが緩和されます。

 

 

・生理の終わりごろに痛むタイプの人

生理中はそれほど痛くはないものの終わりに近づくと、寝込むほど体がだるくなります。

このタイプの人は、体のエネルギー不足が原因と考えられます。

食が細かったり、万年ダイエッターだったりして栄養不足の傾向があるようです。

生理の終わりごろに痛むタイプの人はもともと体力がないため、無理は禁物です。

食欲がなくても、小豆がゆやクコがゆなどでエネルギーを摂取しましょう。

元気を生み出す「足三里」のツボ刺激が効果的です。

ひざのお皿の外側にある突起から指3本分下にあるツボです。

 

 

 

他にも生理痛を和らげてくれるツボは、ひざの内側で皿から指4本分くらい上の血海や、おへそから指1〜2本分下の気海などです。

また、腎兪(じんゆ)も生理痛に効果があります。ツボの位置は、背中のあばら骨の一番下のへその高さあたりの、背骨から左右指2本分のところにあります。親指を後にしてウエストに手をあてゆっくり押します。

 

冷えると痛みが強くなる!

子宮が冷えると、まず初めにあらわれるのが生理痛です。

子宮は骨盤内におさまっていますが、冷えると骨盤内の血行が悪くなり、生理時の経血がスムーズに流れてくれません。

子宮は頑張って押し出そうと収縮します。この収縮するときの痛みが生理痛なのです。

普段から冷え性の人は、生理痛に悩む人が多いようですが、生理中に冷えると血の巡りが悪くなりさらに生理痛を悪化させてしまいます。

生理中は意識して体を温めることが必要です。

即効性があるのが足湯なので、次のような方法で足湯にチャレンジして下さい。

 

 

・「ショウガとシナモン入り足湯」がおすすめ

スライスしたショウガとシナモンスティックを熱めのお湯に入れて足湯をします。

バケツなどに40℃~42℃くらいの少し熱めの湯をはり、足を浸けます。

温度が下がったら熱い湯を足し、体が温まるまで続けましょう。

裏技として発泡スチロールでおこなうとお湯が冷めにくくなります。

また、足湯をする前にショウガとシナモン入りの紅茶を作っておき、その紅茶を飲み、ショウガとシナモンの再利用で足湯をすると、体の内側からと外側から同時に温めることができます。

その他にも塩をひとつまみ入れたり、お気に入りのアロマオイルを入れるなどして、お湯を足しながら10分ほどリラックスしましょう。

通常の足湯はくるぶしの上まででおこないますが、お腹の冷えや痛みがきつい場合は、ひざまで浸かるとより冷え取り効果があります。

 

・体を温める食材を摂りましょう

薬膳では食材を寒、涼、温、熱に分類し、寒と涼は体を冷やす働きを、温と熱、は体を温める働きをします。

体を温める食材は、鶏肉、羊肉、エビ、もち米、ニラ、ニンニク、ネギ、ショウガ、シナモン、黒砂糖などです。

生理中に控えたい体を冷やす食材は、トマト、ナス、キュウリ、トウガン、バナナ、スイカ、ナシ、白砂糖などです。

 

生理痛によっては病院へ

年々痛みが強くなり、経血が多くなるなど症状が重くなる場合は、子宮筋腫や子宮内膜症が疑われます。

頭痛やめまい、吐き気、腰痛や下痢、便秘、倦怠感など生理になると日常生活に支障をきたすほど辛い症状が起きるのは、月経困難症の可能性があります。

また、生理痛はそれほどではないものの不正出血が気になる場合は子宮頸がんや子宮体がんのおそれもあるので、早めに専門の病院を受診するようにしましょう。

 

 

まとめ

生理痛を自分でケアするには、ツボを押したり温めたり、飲み物や食べ物を工夫したりする方法がありますが、西洋医学での治療を必要としない場合は、東洋医学の鍼灸治療を受けることで、体質の改善が期待できます。

鍼灸の分野では、生理痛の一番の原因は「冷え」ととらえ、的確なツボ刺激で気血の巡りをよくします。

生理痛の辛さは少しでも早く改善して、笑顔の日々を送りたいものです。