自助作用で生活リズムを整える東洋医学のQ&Aサイト

ログイン無料ユーザー登録

先週の訪問者 2526人
累計の訪問者: 22691人

カテゴリ

過去アーカイブ

東洋医学から学ぶ 疲れ目・かすみ目 鍼灸治療

 

疲れ目、かすみ目には鍼灸治療が効果的

 

パソコンやスマートホンの普及も関係があるようですが、疲れ目やかすみ目で悩む人は年々増えています。

疲れ目がひどくなると目の奥がズキズキしたり、物が二重に見えたり、かすむなど日常生活にも支障が出てしまいます。

単なる疲れ目だと、適切な睡眠をとることで目のかすみなどのトラブルは解消されますが、睡眠をとっても症状が改善しない場合は、さらに悪化した眼精疲労かもしれません。

 

 

疲れ目やかすみ目には鍼灸治療が効果的

鍼灸治療は効率よく血行促進ができ、目のトラブルが解消できます。

治療には四白(しはく)角孫(かくそん)、風池(ふうち)、太陽(たいよう)完骨(かんこつ)のツボ刺激が効果的です。

 

・疲れ目と眼精疲労の違い

疲れ目は、目がショボショボしたり、かすんだり、まぶたがピクピクしたりします。
解消方法としては、とりあえず目をつぶって毛様体筋を休ませることです。

眼精疲労は、疲れ目の症状に加え頭痛、肩こり、首こり背中の張り、不眠などがあらわれます。

 

・目のトラブルに効果的なツボ5選

 

① 四白(しはく)は、

真っ直ぐ正面を向いた状態で、目から指2本分真下にあります。ちょうど頬の骨がへこんでいるところです。

 

②角孫(かくそん)は、

耳の真上にあり、髪の生え際あたりのくぼんだところです。

 

③風池(ふうち)は、

耳の後ろにある、とがった骨と髪の生え際の真ん中とを結んだちょうど中間に位置します。

 

④太陽(たいよう)は、

目尻と眉尻の中間から後外方へ約2cmのところで、へこむところです。

 

⑤完骨(かんこつ)は、

耳の後ろの出っ張った骨の斜め後ろのくぼんだところです。

 

 

・疲れ目の原因

疲れ目の原因に多いのが、長時間同じ姿勢を取るパソコン作業などです。

長時間同じ画面を見続けると、目のピントが固まってしまいます。

次に遠くを見たり、他のものに焦点を合わそうとしてもなかなか合わず、かすんだりぼやけたりして、ひどい場合は気分が悪くなったりします。

これは、目のまわりの外眼筋という筋肉が筋肉疲労を起こしているからです。

また、近くを凝視していると、目のピントを合わせる毛様体筋にも負担がかかり疲労感が出ます。

疲れ目と肩こりや首こりは関係していて、目を酷使すると様々な部位にコリが生じてきます。

 

・疲れ目の対策

眼を蒸しタオルなどで温めると、筋肉のコリがとれます。

冷たいタオルと交互におこなうとより血流が促進されます。

しかし、炎症や充血がひどいと温めると症状が悪化することもあるので気をつけましょう。

睡眠不足も疲れ目など目のトラブを招いてしまいます。

最低でも6時間はとりたいものです。

また、真っ暗で眠った方が眼球がリラックスします。

 

眼精疲労の種類について

疲れ目が進行すると眼精疲労になってしまいがちですが、眼精疲労にも次のような様々な種類があります。

 

・調節性眼精疲労

目がかすむ、焦点が合わなくなる、物が二重に見えるなどの症状が特徴です。

これはピント調節機能が低下することで起こる症状です。

調節性眼精疲労のほとんどは老眼ですが、最近では年代に関係なくスマホを見続けることで起こるスマホ老眼が多くなっています。

その他にも、簡易検査のみで度数が強すぎる眼鏡やコンタクトを用いている場合も調節性眼精疲労になることもあります。

 

・眼筋性眼精疲労

目の周りの筋肉の緊張が原因で、ジーンと痛くなるのが特徴です。

パソコン作業を長時間にわたりおこなう人に多い症状です。

斜視や乱視などがあると、よけいに眼筋性眼精疲労を起こしやすくなります。

 

・神経性眼精疲労

主に片眼の目の奥がズキン、ズキンと痛みます。

目の奥には、眼動脈や視神経、三又神経などが走行しているために、眼精疲労から起こる神経の痛みです。

 

・症候性眼精疲労

病気が原因で起こる目のトラブルです。

ドライアイ、円錐角膜、白内障、緑内障、ぶどう膜炎、黄斑変性症、網膜症などや、膠原病や甲状腺の病気でも目に炎症が起ります。

眼精疲労のケアと共に、根本的な病気の治療が必要となります。

 

・精神性眼精疲労

精神的なストレスから起こる眼精疲労です。

光をまぶしく感じたり、焦点が合わないなどの症状が特徴です。

 

かすみ目の原因と対策

かすみ目とは、視界全体がかすんだように見えたり、ぼやけて見えることを言います。

原因は、スマホやパソコンなどのモニター画面の見すぎ、メガネやコンタクトレンズのピントが合っていない、エアコンなどによる目の乾燥、ストレスによる自律神経の乱れなどが考えられます。

かつては、かすみ目は老眼が進行してピント調節機能が低下する年代に多かったものの、最近ではIT眼症といって、若い世代にも目のかすみや疲れ目などの症状が起きています。

前傾姿勢でおこなうパソコン作業などは、通常の頭の重さの7㎏の約4倍もの負担がかかると言われています。

首を前に突き出して背中を丸めた姿勢を取り続けると、酸欠状態になりかねません。

パソコン作業をするときは、30㎝以上離して作業をし、1時間に1度は立ち上がって深呼吸をするようにしましょう。

 

 

まとめ

現代人に多いパソコンやスマートホンによる疲れ目やかすみ目には、鍼灸治療が有効です。疲れ目が進行すると、日常生活にも支障をきたすほどの眼精疲労になってしまいます。

目のトラブルが続くようなら、まずツボ刺激でコリを取り除きましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加