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東洋医学から学ぶ 首・肩のこりの解消と漢方

首や肩のコリは血行不良が主な原因

 首や肩のコリなど体のさまざまな不調は、姿勢の悪さからくる血行不良が主な原因です。
事務仕事やパソコン作業、家事などで長時間同じ姿勢をとり続けていると、首の後ろや肩が硬直してしまいます。
首や肩のコリは全身の不調につながりやすいので、漢方の力で改善しましょう。

 

 

漢方から見る首や肩のコリ

 漢方では体のコリの原因は、ストレスから「気」の流れが悪くなったり、冷えなどで「血」の流れが悪くなったり、水分代謝が悪くなるなど「気、血、水」が滞ることからおこると考えられています。首や肩のコリにも様々なタイプがあり、「水たまりタイプ」「急性タイプ」「ストレスタイプ」「血行不良タイプ」に分かれます。
タイプによって漢方薬を使い分けると、より効果的です。

 

あなたはどのタイプ?

・水たまりタイプは、肩や首全体が重くてだるく、むくみやすい。
・急性タイプは、パソコン作業などで同じ姿勢を取ることが多く、首から後頭部がこわばり、目が疲れやすい。
・ストレスタイプは、便秘がちでよく眠れない、食欲がないか過剰にある。
・血行不良タイプは、顔色が悪く、首や肩、背中が痛み、冷えのぼせがある。

 

 

漢方薬はタイプによって使い分けよう

 

 水たまりタイプには、体にたまっている余分な水分を排出させる働きがある

二朮湯(にじゅつとう)

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)などが適しています。

 

・急性タイプには、

葛根湯(かっこんとう)

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が適しています。

 

・ストレスタイプには、緊張感をやわらげる

大柴胡湯(だいさいことう)

加味逍遙散(かみしょうようさん)

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などが使われます。

 

・血行不良タイプには、

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)などが適しています。

 

首や肩のコリの原因と対策

 首や肩のコリの原因
筋肉疲労と血行不良、心身のストレスが原因と考えられますが、猫背や不自然な姿勢が続くと首や肩の筋肉に負担がかかり、コリとなって痛みや不快感があらわれます。
首や肩のコリの原因は人によって違い、マッサージや整体でも改善できないこともあります。
首は常に頭の重みを支えていますが、頭の重さは一般的に体重の約13%と言われています。
例えば、体重が60㎏の人だと、約8㎏の重さがかかっているわけです。
首のコリと肩のコリはセットであらわれます。どちらも日常生活での姿勢の悪さからくる血行不良が原因と考えられますが、中には内臓や循環器系の病気が潜んでいる場合もあります。頭痛やめまい、吐き気をともなうほどのひどいコリが続くようなら、専門の医療機関を受診しましょう。

 

首や肩のコリの対策
○ストレッチ
・首や肩のコリを悪化させないためにパソコンの作業時間が長い人は、不自然な姿勢でおこなわなくてよいように机やイスの高さ、パソコンの配置などを見直しましょう。
また、同じ姿勢で作業を続ける場合は、1時間に5分~10分くらいの休憩を取り、肩回しや背伸びなどをして体を動かすとコリがほぐれます。

・イスに座ったままでもおこなえる首や肩のセルフケア首のコリを取るにはイスに座ったまま背筋を伸ばし、顔をゆっくり右に向け5秒キープして正面に戻し、次は左も同様におこないます。
肩のコリを取るには、両手を肩に置き腕をクルクルと回すと、筋膜がほぐれて肩がすっきりします。前まわし、後ろまわしをそれぞれ5回ずつおこないます。
次に頭の後ろで手を組んで、上半身を左に倒して3回深呼吸します。右にも同じように倒して3回深呼吸します。

 

○食塩泉
塩分を含むお湯は体を温める作用があり、首や肩のコリや冷え性に効きます。
食塩泉を家庭で楽しむには、40℃前後のお湯に一握りの食塩を入れるだけです。
ぬるめのお湯にゆっくりつかるとコリがとれます。
その際にお風呂の中で軽くストレッチをするとよいでしょう。
お風呂から出るときは、体をシャワーで流しましょう。
シャワーをあてるときは首の後ろ、肩、鎖骨に当てるとほどよいマッサージ効果が得られます。
首や肩に慢性的なコリがあると、体のあらゆるところに不調がおきます。
肩こりの原因は、同じ姿勢を長時間続けることや、運動不足、睡眠不足、精神的ストレス、血液の循環障害、加齢による筋力の低下や関節の硬化などです。
普段から肩甲骨周辺をゆるめて、正しい姿勢を意識するようにしましょう。

 

 

まとめ

 首や肩コリの原因はさまざまですが、姿勢に気をつけて暮らしていると、腹筋や背筋がつき、首や肩こり、腰痛の予防や改善につながります。
また、イスに腰かけてパソコン作業や事務仕事をおこなうときも、背筋を伸ばすように心がけましょう。
ストレスを感じやすい人は首や肩もこりやすいため、ウオーキングやジョギング、ストレッチなどの運動を生活の中に取り入れるとよいでしょう。

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